観戦ガイド 2026-09-14

大学ボート部の強豪大学はどこ?インカレボート通算優勝回数ランキング

「大学ボート部の強豪校はどこなのか」は、これから大学でボートを始めたい人にとっても、インカレボートを観戦するファンにとっても気になるテーマです。しかし、大学ボートは種目数が多く、年によって結果も変わるため、感覚的な評判だけでは実態がつかみにくい競技でもあります。そこで本記事では、全日本大学ローイング選手権(インカレボート)の2000年度から2025年度までの結果データをもとに、種目別・総合の通算優勝回数を集計し、大学ボート部の「強豪校」をランキング形式で整理しました。

集計の方法と対象データ

このランキングは、ローイングマニアの年度別結果ページに掲載されている全日本大学ローイング選手権の各種目「決勝A」で1位となった大学を、2000年度から2025年度までの結果から集計したものです。1つの大会には男子8種目・女子7種目が設けられており、同じ年に複数の種目で優勝する大学もあるため、ここでの「優勝回数」は年度と種目の組み合わせごとにカウントした延べ回数を指します。なお、女子舵手つきフォア(w4+)や女子エイト(w8+)のように、種目そのものが近年新設されたためデータの年数が他の種目より少ないものも含まれます。単純な合計回数だけでなく、各種目が何年分のデータに基づくかも合わせて見ていくのがポイントです。

総合ランキング:通算優勝回数トップ5

男子・女子の全種目を合算した通算優勝回数の上位は、次のとおりです。

順位大学通算優勝回数(延べ)
1位日本大学90回
2位早稲田大学58回
3位明治大学32回
4位仙台大学24回
5位中央大学18回

日本大学が男子種目を中心に圧倒的な優勝回数を記録しており、総合1位となりました。2位の早稲田大学は女子種目での強さが際立つ結果です。3位の明治大学も女子種目を中心に安定した成績を残しています。

男子種目は日本大学が全種目で上位

男子8種目(シングルスカル・ダブルスカル・ペア・舵手つきペア・フォア・舵手つきフォア・クォドルプル・エイト)を見ると、日本大学はそのほぼすべてで最多優勝校となっています。特に象徴的な種目とされる男子エイト(m8+)では、25年分のデータのうち17回優勝しており、2位の中央大学(4回)、3位の早稲田大学(2回)を大きく引き離しています。中央大学は男子舵手つきフォア(m4+)でも7回優勝しており、日本大学に次ぐ強さを見せている種目です。日本大学の年度ごとの優勝・入賞と創部年などの基本情報は日本大学ボート部(端艇部)のインカレ全記録にまとめています。

女子種目は早稲田大学と明治大学が二強

女子種目では、早稲田大学が女子シングルスカル(w1x、12回)、女子ダブルスカル(w2x、13回)、女子舵手つきクォドルプル(w4x+、18年分のデータのうち16回)で最多優勝を記録しており、女子種目全体で最も安定した強さを持つ大学といえます。明治大学は女子ペア(w2-、7回)で最多優勝校となっているほか、女子シングルスカル・女子ダブルスカルでも上位に入っており、早稲田大学を追う存在です。

データ年数が少ない種目にも注目

女子舵手つきフォア(w4+)、女子クォドルプル(w4x)、女子エイト(w8+)は、他の種目に比べてデータのある年数が少ない種目です。女子舵手つきフォアは10年分のデータのうち立命館大学が7回優勝しており、この種目に限れば圧倒的な強さを見せています。女子エイトは3年分のデータしかありませんが、その3回すべてで仙台大学が優勝しています。こうした種目は今後大会が積み重なるにつれて順位が入れ替わる可能性があるため、「25年分のデータがある種目」と「新設されたばかりの種目」を区別して見ることが大切です。

複数種目でバランスよく上位に入る大学も

総合ランキング4位の仙台大学は、単独の種目で突出した優勝回数を持つわけではなく、男子シングルスカル・男子クォドルプル・女子ペアなど幅広い種目でコンスタントに優勝を重ねているのが特徴です。特定の種目に強みを持つ大学と、種目を横断してバランスよく成績を残す大学の両方が存在する点も、大学ボートの奥深さのひとつです。本サイトの収録データで仙台大学の記録が始まる2002年度からの全成績は、仙台大学ボート部(漕艇部)のインカレ全記録で年度別に確認できます。

ランキングを見るときの注意点

このランキングはあくまで全日本大学ローイング選手権における「決勝A・1位」の集計であり、準決勝や予選での好成績、部員数や部の規模までは反映していません。また、大学によっては特定の種目に選手を集中させる方針を取っている場合もあり、優勝回数の多さがそのままボート部全体の規模や活動の充実度を示すわけではない点にも注意が必要です。各大学の年度ごとの詳しい成績は、大学別ページや年度別結果ページで確認できます。気になる大学があれば、あわせてチェックしてみてください。

まとめ

2000年度から2025年度までの全日本大学ローイング選手権の結果を集計すると、総合優勝回数では日本大学が90回でトップとなり、早稲田大学(58回)、明治大学(32回)が続く結果となりました。男子種目は日本大学が圧倒的な強さを見せる一方、女子種目は早稲田大学と明治大学の二強に加え、仙台大学や立命館大学のように特定種目・特定年代で強さを発揮する大学も存在します。インカレボートを観戦する際は、こうした大学ごとの得意種目を予習しておくと、レースの見方がより立体的になるはずです。

出典

本記事のランキングは、公益社団法人日本ローイング協会(JARA、公式サイト)が発表した全日本大学ローイング選手権の各年度結果をもとに、ローイングマニア編集部が年度別結果ページのデータを集計・作成しました。選手個人の氏名は掲載しておらず、大学単位の集計のみを扱っています。最新の大会結果は日本ローイング協会公式サイトでご確認ください。

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